*カイホウエンジン* -16ページ目

○ゲーム

☆罰ゲーム☆


今まで数々の罰ゲームを見てきた。

なにかのゲームで負けると、辱めを受けさせられる。

ネタにはなるが、そうそう負けてうれしいもんじゃぁないだろう。

普通はね・・







この日はテニス。

テニスサークルの友人達と。


就活の話をちょっとだけすると、僕以外のメンバーは大概決まってきている。

内定先企業の中から、最終的にどこへ行こうかという話題が飛び交う。

自分は自分と決めたはずなのに、どうしても焦る気持ちが生まれる。

ふんばりどころだ。






そんな感じの今日この頃、最高に萎えさせる出来事があった。


犯人は しんばさん  だ。


テニスを終えた僕らはだいたいいつも、皆でご飯を食べに行き、

その後は何人かで遊んだりもする。


この日は僕としんばさんを合わせ、5人で遊んだ。

(僕、しんばさん、元サークル会長、池田のお嬢、後輩女の子)




ところで。

しんばさんは時々本当にむかつく。



ところで。

僕らは一人暮らしをしている、後輩女の子の家に突撃訪問した。

夜の9時ごろかな。

はなはだ迷惑だったと思う。

ごめんなさい。


お願いして、なんとか家に入れてもらいました。




雑談などをして過ごしてるうちに、

突然、池田のお嬢がなにを血迷ったのか、


「絵~描きたい☆」


と言い出しました。


お絵かきバトルのスタートです。

一人ひとりお題を出して全員で書く。


例えば、どらえもん。


全員がそれぞれの頭の中にある、どらえもんを

紙の上に具現化していくのです。


絵心うんぬんではなく、ひどいものは

もはやドラえもんではありません。



しんばさんのドラえもんは、オリジナルのキャラクターです。

ある意味すごいです。


しかも、その絵はなんかむかつきます。

生理的にむかつきます。


(アップできないのが本当に残念・・・)



そして、一番ドラえもんにふさわしくない絵を多数決で決め、

その人は1負けになります。


3回負けると罰ゲームということにしました。




罰ゲームのお題は

「ラウンドワンで、そのへんの女性とプリクラを撮る」

もちろん敗者は、しんばさんです。






僕ら一行は早速、ラウンドワンへ出発しました。

このときすでに0時に近かったと思います。




しんばさんが一人でラウンドワンに来て、うろうろしているという、

シチュエーション作成のため、まず4人で潜入しました。


ユーフォーキャッチャーの前で、たむろう4人。

若い男女4人。

なんにも不思議なことはなく、プリクラ付近の場所をキープできました。



そこへ、のそのそとプリクラに向かう男性が登場しました。

しんばさんです。

必死に物色しています。

若い女性を何人か目撃。

近寄る。

離れる。

もっかい近寄ってみる。

やっぱり離れる。



いい感じにしゃばってます(笑)

精神を集中させるためかタバコをふかし始めました。



一服を終え、再度トライ。


今度は女性の店員さんに近づきました。

おっと。

勇気を振り絞って声をかけている様子。

なにやらいろいろとしゃべっている。


その姿はまるで営業マン。


と。

店員さんが足早に移動していった。



元会長に電話がかかってくる。

一回戦敗退らしい☆

僕らのテンションは一段と上がる。

なにやら、

「あの女店員さん髭がはえてた!!」

とか言って言い訳いています。

おもしろいですね。彼。



いうまでもなく、僕らが期待しているのは

プリクラを撮れるはずもなく、撃沈という設定なんです。

つまり、ナンパに失敗してる現場を笑いたいんです。

罰ゲームとうのはこういうものでしょう。






ところが。






ところがです。

元会長が二回戦の相手を選びました。

次のターゲットは、若い女性の5人組です。

5人です。

さすがにきつくないか・・・

だって、見ず知らずの男性が近寄ってきて

せっかく5人で楽しんでいるのに、

いきなり「プリクラ撮ろう!」というわけですよ?


一歩間違えれば、変態ですよ。



この難問にしんばさんは勇敢にも立ち向かいます。




さぁ、どうでる?

というより。

どのように花々しく散ってくれるのか?

と思っていました。





またも、営業スタイルでアプローチをかまします。

会話は聞き取れない。

・・・





ん?




5人の女性としんばさんが移動し始めました。






なんと!!

プリクラ撮りに行ったではありませんか!!

しかも、めっちゃ楽しそうに!!


ありえない!!


ありえない!!


わからない!!


驚いた僕たちは隣のブースに入り、

必死に会話を聞き取ろうとしました。



隣ではめちゃめちゃ楽しそうに笑うしんばさんの

声が、5人の女性の笑い声とともに聞こえ、

それはそれはハーレムでした。




こんなに。

こんなに萎えた罰ゲームは初めてだ。


なんてこった。

辱めを受けるはずのヤツが、

一番おいしい思いをしているではないか。

元会長が萎えた声で、かすかに言う。

「・・・ないわ。」



元会長は僕以上に衝撃だったようだ。

部屋に戻ってからは、説教をしていた。

罰ゲームのルールを守れよって。





なんか思い出すだけで萎えるので、このへんで終わります。






罰ゲームを見事○ゲームにしてしまった、しんばさん

しんばさんがまた一つ成長した一日でした☆




おしまい。








げっつー。


先日、某野球サークルの飲み会に参加した。

代表者はマッキー


全員で20人くらいはいたんかな。

廃人会他の4人と、

SAVU  は所属しているらしいが、

オレは今日はじめての顔見世。

というより。

飲み会だけ参加させて頂いた、哀れな暇人です。



つまり、プチアウェー。

アウェーの怖さはよく知ってる。



まず年齢。

これはまったく関係がない。

先輩だろうが年上だろうが、関係ない。


面白いヤツが生き、面白くないヤツは去る。



いままで何度もやらかした。

盛り上げと、空回りの瀬戸際。

この辺の空気をうまく読めるかどうか?

後々の出世に響いてくる。



空気を読むことを意識しすぎて、

恐縮してしまったら、

それはその場に存在していなかったことになる。

あ、おったん?

これほどきついもんは他にはない。



そしてコミュニティにはそれぞれに、

暗黙のルールってのがある。



このルールをなるべく早めに発見することだ。







例えば、サークル一番のかわいいコ。

何も知らずに近寄ってみろ。

後で、代表にトイレに呼ばれるぞ。




例えば、サークル一番のかわいいコ。

何も知らずに番号聞いてみろ。

後で、彼氏にトイレに呼ばれるぞ。




例えば、サークル一番のかわいいコ。

何も知らずにツーショット写真撮ってみろ。

次、気まずすぎて行けないぞ。

冷静になった輩はきっとそのことだけは覚えているぞ。




例えば、サークル一番のかわいいコ。

そのコには、すでに彼氏がいると諦めること。

諦めたら終わりだぞ。

心配しなくても砕けるから当たれ。




つまり。

一番重要なのは、誰がヒロイン的ポジションなのか。

こいつをなによりも早く発見することだ。



以上。  アウェー戦で覚えた教訓。








潜入任務の概況を報告。


p.m6:54 


TELにて。


りょーた 「今日こないんすか?」


おれ 「ん?なにが?」


りょーた 「もう女の子いっぱいきとんで。」


おれ 「ぅえ、今日コンパ!?」



・・・




なかっち 「まぁ、ふじもんにとったらコンパやなぁ(笑)」


おれ 「あ。野球のヤツ!?」



・・・



りょーた 「はよけーや!」


おれ 「何時からよ?」


りょーた 「7:00」


おれ 「・・・4分前やん。」




いつもだ。

いつもギリギリに連絡してくる。

そして”花の金曜日”というエサで断れなくさせる。

営業の常套手段?

りょーた はMRで相当売り上げるだろう。

でも、女医は・・・xy。



とにかく誘ってもらえるのは本当にありがたい。




p.m8:00

一時間遅れの途中参加。

初めてなのに、一時間遅れ。


物凄い気まずさ。

知ってるやつらが、けっこういるとはいえ、

知らんヤツらの、

めちゃめちゃ盛り上がってる声の聞こえる部屋に向かう

あの緊張感。



かえろかな。

おれの中のヘタレ君がそういってる。



いやいや、待て。

ここで帰ったら、オレは二度とここに戻ってくることはできない。



「逃げたら終わりなんだよ」

エンジン全開のキムタクの声が脳裏に浮かぶ。



意を決して突入。


入り口付近のマッキー&りょーたの

座っている近くに、そっと座る。


物凄い恐縮感。


自分が何か悪いことしたかのような錯覚。




てか。


オレ。



誰やねん。



なんでココにおんねん。



野球できへんで。



ルール知らんで。






げっつーくらいやで。






と、頭ん中でいろいろめぐらせている内に、気づく。




ん?



あれ?





誰もきづいてくれてねぇ・・・



よく考えたらそりゃそーだ。

自意識過剰だった。

オレひとり増えたからって、なにがどうなるわけじゃねぇ。



でも、ちょっと寂しいな。




その後、義将、なかっち、SAVUの所へ行った。

他にしゃべれるヤツおらんし。


すると、なかっちが恐ろしいことを言ってきた。

「自己紹介しましょうよ(笑)!!」



自己紹介・・・

自己紹介って単語を聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?


コレ。

ボケてくださいって聞こえませんか?


僕にはそう聞こえました。


はぁ。

こういうの苦手。


「無理無理!!」

頑なに断る。


だって皆盛り上がってるやん。

なかっち。

紹介してくれるんならともかく、

この人は自分で開拓しろ!とおっしゃられる。


ぶっこめ。

そしてすべっちまえ。


一瞬、まぁありかなとは思ってみたけど、

僕はもう21歳です。


すると、りょーた、義将、SAVUまでもが

「いけ!いけ!」

と言って来る。


やばい。

かなりまずい空気だ。


もう、逃げられないか。



そこへ、マッキーの後輩が一人オレのもとへやってきた。

見たことあるヤツだった。

後で聞いた話によれば、オレはテニスサークルに勧誘してたらしい。



そいつが、酒を持ってきてこう言う。

「オレは知ってましたよ。ビギ○ーズのイケメン副会長っしょ。」




うまい。

うますぎる。

イケメンというのはどうかと思うが、

このサークルで一番空気を読んだ男(おれにとっては)
は彼だ。

彼は奇跡の救世主だ。



流れを作って頂いた。(情けな・・)




その流れに乗ることで、ぶっこむことは避けられた。



けれど。

今度はさらにやっかいだ。

彼のおかげで、全員が間違いなく注目してしまった。

「誰?あの人。」

そういった声が聞こえてきそうだ。


「そうだよ。おれは野球のルールすら知らないよ。たまたま来ちまったんだよ。」

なぜか、頭の中ではそう言い訳していた。



もう間違いなく逃げられない。






自己紹介をする。

「幽霊部員のこなんです。今日はじめて来ました。よろしくお願いします。」

なんか適当に言ったから、あまり覚えていない。


無難に終わらせ、一気飲みを一回したら後は静かに

過ごそう。

そう思っていた。


「え?それだけ?」

SAVUか?

なかっちか?

どこからともなく聞こえた。


「・・・」

ボケろ。ボケろ。

あ~ネタなんてないよ。

ボケろ。ボケろ。



考えてるうちに、間を空けてしまい一すべり決定。


やっちまった。



そこへ次はマッキーの救いの一手。

「飲んだらえが、飲んだ~らえ~が~え~~がぁ~♪」



流れは一気飲みコースへ。

久しぶりの一気飲み。


もちろんすべったので、一回で終わるはずもなく、

続けざまに3杯くらいで勘弁させてもらいました。



なんとか、皆笑ってくれたんでよかったです。

一時間遅れが、皆をHIGHにするための時間稼ぎになってくれたようです。




その後はとても楽しい時間を過ごせました。

他力本願な人生です。皆さんどうもありがとう。

そして。

ただで飲ませていただき申し訳ありませんでした。







追伸:なかっちはこの日もナンパできませんでした。

    僕も、ナンパできませんでした。
    ナンパできないと、やっぱ就職できないらしいっすよ。

    お互いがんばりましょー(笑)

    なかっち、おれ

    



この日はNOTげっつーでした。

三振でした。




ゆきとし。






ゴッド・ファーザー

今日は映画を観た。


もう、三回目だ。

「ゴッド・ファーザー」じゃない。



タイトルは 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

タイトル: ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ


知っている人もいるだろうが、

僕はギャング映画が大好きだ。


卒論のテーマに「ギャング」を選んだくらいだ。


この映画はユダヤ系のギャングについて

描かれた叙事詩。



チンッ というタバコに火をつけるジッポの音。

静寂に響く革靴の コツッ コツッ て音。

ことあるたびに「FU○K」と連発するところ。

 





音だけでも、おもしろい。





スタンドバイミーて観たことある?

少年4人の冒険話。

沼でち○ぽにヒルがついちゃって、子供ながらに

「勘弁してくれよー!!」

て思ったあれ。



あれが好きなら、コレ是非おススメ★


友情モノです。



そうそうなぜギャング映画が好きなのかって、

理由は 友情 がテーマだからかもしれない。


残酷な世界の友情。

裏切りの世界の友情。


べジータが悟空を助ける瞬間の、ちょっと照れてしまう、

けどなんかうれしい、みたいな感覚に似ている。






同じ理由で 戦争映画も好きだ。


一度、リーダーシップてなんやろ?

って思った時期があった。


そんな時に、ある著名人が薦めていた

映画を見つけた。



タイトル: バンド・オブ・ブラザース Vol.1

全10話 とちょっとボリュームがあるけど。

これは本当にいい映画だと思います。




リーダーシップがあります!

リーダーシップがあります!


と、就活で馬鹿みたいに連呼するヤツ多いけど。

この映画みたら、本当のリーダーとはなんなのか?

ってのが少しはわかる。


僕もそんな一人だった。

忘れずにいたい。











最後に。

オレのゴッド・ファーザーを紹介します。

じいちゃん

じいちゃんです。



ゆきとし。


ひとりごと 2005年5月6日








SAVU よ。

あんたいいセンスしとるよ。

へへへ。


楽しみじゃ。










ニット帽の男

廃人会とは大学で出会った友人たち。


オレ以外のメンツは、全員B型。


キャラ強すぎ。










実はおれ。

正式には とあるテニスサークルの人間。

大学に入ると、すぐにテニスサークルに所属。



2回になると、

幹部交代が伝統。


なぜか、副会長になった。



ちょうど、幹部を引き継いだばかりの春。

縁あって、イベントサークルの立ち上げにも携わった。



副会長になったばかりの

忙しいこの時期に、

オレは別のサークルに夢中になりかけてた。




高校時代の一浪した親友が立ち上げてたから。



この時のことは今でも反省している。

いろんな人に迷惑かけた。

裏切りそうになってた。




がしかし。

今となっては反省した

オレの心情とは裏腹の出来事が

この時起こってたことを、見逃すわけにはいかない・・・





2003年4月。


その日は、イベントサークルの花見。

まだどっちつかずのオレは、

テニスサークルの花見が始まるまでの時間、

(本当は準備をする必要がある時間)


イベントサークルの花見に参加した。




イベントサークルだけあって、

集まる人間は 多種多様。

目立つのは、オネェ。


オネェ好きのオレにとっては、

とてもシアワセな場所だった。



ブルーシートを巡り、物色してると、

見たことのあるヤツがいた。



ニット帽の男。



ふりかえるニット帽。



オレと目を合わせると、




「副会長~!!こんなトコでなにしてんすか~!?」




ビール片手に笑うニット帽。




りょーた だ。 (後 廃人会






ニット帽の男



見つかってしまった。

まずい。

逃げるか?





ん?





なんでこいつがココにいるのかな?




りょーたはオレと同じテニスサークルだ。

あんまり、来てなかったけど同じテニスサークルだ。




続けて りょーたがいう。

「こんなとこ来たらダメじゃないすか~ちゃんと仕事してくださいよ~(笑)」





そうよな・・・

オレ。

テニスサークルの人間だもんな。













ってお前。


おい、こら。











その後は二人で飲んてだ。

今まではあんましゃべったことがなかった。





りょーたとは、このイベントサークルでの

不思議な遭遇がきっかけで、

いっきに仲良くなった。



後々の廃人会で

一番時間を共にしてるのは

りょーただろう。



廃人会に入るきっかけになったのも

りょーただろう。





そして、

オレが吐くときは

いつも隣でこいつが笑っている。




ゆきとし。


※昔のことあんまり覚えてないので、多少違うかもしれません。